- TECHNO FIRST、Audi R8 LMS GT4でST-Zクラス優勝、今年4度目の表彰台
- Audi R8 LMS GT4は、昨年10月の岡山戦に続き、2度目のクラス優勝
アウディ ジャパン(東京都品川区、ブランドディレクター:マティアス シェーパース)が、Audi Sport customer racing プログラムとしてサポートする国内カスタマー (プライベート) チームTECHNO FIRSTが、10月27日 (日) 岡山国際サーキット (岡山県: 全長 3,703m) にて開催された「第6戦 スーパー耐久レース in 岡山」にて、クラス優勝となりました。これにより、Audi R8 LMS GT4は、今年のスーパー耐久シリーズで3戦連続、そして今年の開幕戦以来4度目の表彰台を獲得となり、あらためて優れたパフォーマンスと高い耐久性を証明しました。Audi R8 LMS GT4のクラス優勝は、昨年10月の岡山戦に続き2回目となります。
スーパー耐久シリーズでは、GT3やGT4といった高性能マシンをはじめ、様々なクラスのマシンが参戦し、混走により速さと耐久性を争っています。Audi R8 LMS GT4が参戦するST-Zクラスは、GT3とTCRのあいだを埋めるGT4マシン 11台によって競われました。Audi R8 LMS GT4は、市販モデルのAudi R8 Coupéと60%以上の構成部品を共有しており、速さはもちろん安全性、耐久性、整備性が高く、コストパフォーマンスに優れていることが特徴です。
加納 政樹、平安山 良馬、安田 裕信、大草 りきの4名のドライバーによるTECHNO FIRSTは、予選をクラス2位。決勝レースでは、第1スティント担当の大草 りき選手が4周目に早くもトップに浮上すると、その後さらにリードを広げ、約1時間後にピットイン。路面が濡れていた状況にも関わらずタイヤ交換をすることなく、燃料補給とドライバー交代のみで加納選手が第2スティントをスタートさせます。TECHNO FIRSTは、このピットインで一旦2位に後退しますが、加納選手が濡れた路面を活かし、タイヤをうまくセーブしていたことが再逆転の決め手となりました。第3スティントは平安山選手が担当し、引き続きタイヤを交換することなく、コースインからプッシュを続け、10周後にトップを奪回。「タイヤ無交換作戦」を成功させるために入念な準備を行ってきたTECHNO FIRSTは、最終的に2位に約30秒の大差をつけ、ホームコース岡山で、昨年10月に続き、2回目のクラス優勝を達成しました。
アウディ ジャパンは2016年来、Audi Sport customer racing パーツトレーラーを全国のサーキットに配備してレースに参戦するカスタマーチームをサポートしています。今年も専用のトレーラーにボディ、トランスミッション、エンジン等、レース車検に適合した約3,600アイテム、約16,000点の部品を積載し、いかなるレース展開にも対応できる万全の体制を整えて、スーパー耐久、およびGT World Challenge Asiaに参戦するチームと共にサーキットを転戦しています。