（ドイツ本国発表資料）
2023年5月10日、バルセロナ/インゴルシュタット：バルセロナで開催された第37回 IESEモビリティミーティングで、AUDI AG最高人事責任者（CHRO）ハビエル ロスは、自動車業界の人材における課題および解決策について語りました。ハビエル ロスのプレゼンテーションでは、従業員の変革、優れた人材の確保と定着は、アウディのデジタル化への道をどのように切り開いているかに焦点が当てられました。主な発言内容は、以下のとおりです。
デジタル化と電動化が労働力に及ぼす影響について：
• 「テクノロジーの飛躍的な進化と開発サイクルの短縮により、デジタル化は特に困難な課題となっています。なぜなら、デジタル化は単に技術的な転換点を意味するものではなく、生活のあらゆる側面と段階において、すべての人々に影響を与えるからです」
• 「アウディの電動化戦略Vorsprung 2030の中で、eモビリティへの道筋を定めることで、この新しいテクノロジーにシフトするための明確な時間枠を設定することが可能になりました。この時間枠は、人事計画を調整するためのガイドラインを提供します」
• 「私たちは従業員を指導し、アウディのデジタル化と電動化の未来を成功裏に形成するため、適切に人材を配置する責任を負っています」
• 「社内から開始したこの人事変革における主な課題は、どのようにすれば、人々を進むべき道へ導けるのか？ということです」
スキル不足について：
• 「スキル不足は現実的な課題です。これは、政治、ビジネス、科学、社会が協力して解決しなければならない問題です。私たちは、それに対処する新しい方法を見つけなければなりません」
• 「アウディの人事部門は、スキル不足と人口動態の変化が労働市場に根本的な変化を引き起こしていると考えています。これは、人材確保の課題を完全に考え直さなければならないことを意味します」
• 「私たちは、職場でどのようなニーズがあり、ワークライフバランスにおいてどのようなことが求められているかを理解できれば、魅力的な雇用主になることができると考えています」
従業員の定着と確保について：
• 「自由な企業文化は、アウディの基本的な価値観となっています。100年以上の歴史を持つ当社は、この文化により素晴しい車を世界中のお客様に提供を続け、素晴しい従業員を獲得することが可能になります。より大きな自主性を認めた企業は、最大限のコミットメント、モチベーション、アイデアを持つ人材を獲得できると確信しています」
• 「従業員のモチベーションを維持するには、自主的な学習文化、柔軟な労働環境、心理的な安心感に加えて、一体性かつ多様性のある企業文化が必要です」
• 「私たちの人事部門では、特に若い世代が一体性のある環境を求めていることが明確であり、それが私たち雇用主の魅力となる重要な要件の1つであると考えています」
※本リリースは、AUDI AG配信資料の翻訳版です。
