- 1932年、アウディ、DKW、ホルヒ、ヴァンダラー合併、Auto Union AGを設立
- Audi Tradition app:アウディの歴史探究、Audi Museum Mobile展示車両の情報を提供
(ドイツ本国発表資料)
2022年6月21日、インゴルシュタット:アウディのトレードマークとして使用されている4つのリングを組み合わせたシンボルは、かつて独立していた4つの自動車メーカー(アウディ、DKW、ホルヒ、ヴァンダラー)が、1932年6月29日に合併したことを象徴しています。4社は、現在のAUDI AGのルーツとなっています。
1932年6月29日、ザクセン州立銀行の主導により、アウディ(Audiwerke AG)、ホルヒ(Horchwerke AG)、DKW(Zschopauer Motorenwerke J.S. Rasmussen AG)が合併し、アウト ウニオン(Auto Union AG)が設立されました。この新しい事業体は同時に、ヴァンダラー自動車部門の車両購入とリースに関して、ヴァンダラー(Wanderer Werke AG)と契約を締結。アウト ウニオンはケムニッツに拠点を置き、1936年までチョッパウのDKW工場で事業の管理運営を行いました。この事業グループの設立により、アウトウニオンは、ドイツで2番目に大きな自動車グループとなりました。会社のロゴには、それぞれ重要な役割を果たした4社の統合を示すため、4つのリングを組み合わせたシンボルが採用されました。アウトウニオン設立後も、ブランド名のアウディ、DKW、ホルヒ、ヴァンダラーは引き続き使用され、グループ内4ブランドには、それぞれ固有の市場セグメントが割り当てられました。DKWはモーターサイクルおよび小型モデル、ヴァンダラーはミッドサイズ、アウディは豪華な装備をもつミッドサイズ、ホルヒはラグジュアリーカーおよび自動車マーケットのトップエンドモデルの製造と販売を担当しました。
現在、アウディファンは、ツヴィッカウのAugust Horch Museum(アウグスト ホルヒ ミュージアム)や、インゴルシュタットのAudi museum mobile(アウディ ミュージアム モバイル)で、アウディおよび自動車製造の歴史を体験することができます。Audi museum mobileでは9月24日まで、AUDI AG創設の礎となったブランド NSUの歴史特別展「The Fifth Ring」が開催されます。Audi museum mobileに、自宅からオンラインでアクセスしたい方は、Audi Traditionアプリを利用することができます。このアプリは、iOSおよびAndroidスマートフォン向けの主要なアップストアからダウンロードすることができます。
※本リリースは、AUDI AG配信資料の翻訳版です。