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2022/01/27Company

アウディが変革を加速。2021年、好調な電気自動車の販売を記録(ドイツ本国発表資料)

  • 電動化ロードマップを一貫して追求:電気自動車の販売台数が57.5%増加
  • 世界的な半導体不足にもかかわらず、アウディブランドの総販売台数は前年同レベル168万台
    米国およびその他の主要市場で成長
  • セールス&マーケティング担当取締役 ヴォートマン:「変化に対する私たちの取り組みが功を奏し、
    電気自動車用に対する高い需要を獲得」

(ドイツ本国発表資料)2022年1月11日 インゴルシュタット:アウディは世界的な半導体不足にもかかわらず、未来の持続可能なプレミアムモビリティへの変革を急速に進めています。これは、前年比で57.5%増加した電気自動車の販売台数に明確に表れています。さらに、アウディは過去1年間で電気自動車の製品ポートフォリオを2倍以上に増やしました。半導体不足により供給が困難な状況にもかかわらず、アウディブランドの総販売台数は、前年と同レベルを維持。2021年は168万512台の車両を販売しました(前年比0.7%減)。米国では、前年の実績を5%上回りました。


セールス&マーケティング担当取締役 ヒルデガルト ヴォートマンは、次のように述べています。「2021年は困難な年となりましたが、世界各国のチームが一丸となり、見事に乗り切ました。私たちは自信を持って未来を見据えています。"Vorsprung 2030"では明確な戦略を定義しました。永続的な変化に対する私たちの取り組みは功を奏しています。アウディの電気自動車に対する高い需要は、ゼロエミッション駆動システムを選択する、私たちの素早い決断が、正しいものであることを裏付けています。私たちはこの勢いを2022年にも継続させ、体系的に変革を推進しています。多くの受注は、私たちが適切なポートフォリオを展開していることも示しています」

2021年上半期は記録的な販売台数を達成し、アウディの歴史の中で過去最高となる98万1,681台の車両を販売しました。しかし下半期には、継続的な半導体不足が発生しました。その結果、第4四半期の販売台数は前年同期比で34.2%減少しました。

一方で、アウディの電気自動車e-tron シリーズの販売は上昇を続けています。2021年、アウディは前年比57.5%増となる、8万1,894台の電気自動車を販売しました。2025年までに、アウディは製品ラインナップに20以上の電気自動車を展開することを計画しています。2026年以降は、すべてのニューモデルが電気自動車となります。

その力強い例として、アウディは2021年初頭に、Audi e-tron GTとAudi RS e-tron GTを発表しました。さらに、その後発表されたAudi Q4 e-tronとAudi Q4 Sportback e-tronは、アウディの電動化戦略において中心的な役割を果たしています。Audi e-tron / e-tron Sportbackに加えて、これらの4つのニューモデルにより、アウディは過去1年間で電気自動車の製品ポートフォリオを2倍以上に増やしました。

アウディのeモビリティに対する明確な取り組みは、設備投資にも表れています。2021年末に承認された計画に基づいて、アウディは2022年から2026年までの電動化とハイブリッド化に約180億ユーロを投資します。これは、約370億ユーロの総投資額のほぼ半分が、これら2つの将来を見据えた分野に向けられることを意味しています。

製品ラインナップにおける電気自動車に加え、とくにAudi Q3(19.2%増)、Audi A5(8.3%増)、Audi A7(9.2%増)が好調な販売を記録しました。SUVセグメントは非常に人気があり、Audi Q5(5.3%増)とAudi Q7(5.3%増)の販売も増加しました。Audi Sportのハイパフォーマンスモデルは再び前年を上回り、新記録となる3万9,356台の販売台数(34.2%増)を達成しました。

中国では、前年比3.6%減となる70万1,289台の車両を販売しました。2020年の第4四半期は過去最高の販売を記録しましたが、2021年の第4四半期は、特に現地生産車の半導体不足が影響を及ぼし、 一方で輸入アウディモデルは、大幅に需要が増加(53%増)。Audi A5(96.7%増)、Audi Q7(74.4%増)、電気自動車のAudi e-tron(68.7%増)の販売はとくに好調でした。さらに、Audi Sportモデルの販売台数は、2020年と比較して2倍以上(113.4%増)になりました。

米国における販売台数は前年を上回り、5.0%増となる19万6,038台となり、アウディの電気自動車e-tronの販売では、記録を達成しています。米国における電気自動車の販売は、2021年7月に導入されたAudi e-tron GTを含め、前年比52.5%増加して過去最高となりました。Audi e-tronの販売台数も前年比34.6%増となり、大幅に成長しました。SUVセグメントの需要は引き続き高く、Audi Q3(26.5%増)とAudi Q5(19.6%増)がもっとも多く販売されたモデルとなりました。米国では、Audi Sportモデルも前年比60.5%の成長を遂げ、7,796台のモデルを販売して新記録を樹立しました。カナダでは、販売台数が11.2%増加しました。

ヨーロッパでは、前年の水準に近い61万7,048台の車両(0.4%減)を販売。Audi A3(3.6%増)、Audi Q3(5.6%増)、Audi Q5(18.6%増)、Audi Q8(1.8%増)の需要が増加しました。アウディは、とくにフランス(10.2%増)、イタリア(9.9%増)、英国(9.4%増)で大幅な成長を遂げました。デンマークとノルウェーでは、とくに電気自動車の人気が高く、新記録を達成しました。全体として、31のヨーロッパ市場で、前年よりも販売台数が増加しています。ドイツでは、18万883台の車両を販売しました(15.6%減)。ここでは、半導体不足に加え、2020年下半期の付加価値税の引き下げの影響も顕著に表れました。Audi e-tronの販売は10.3%の増加となり、アウディの国内市場における継続的な成長を示しました。

世界の他の市場では、前年比3.1%増となる13万7,347台の車両を販売しました。電気自動車は、ここでも非常に好調なセールスを記録し、89.6%の増加となりました。その内、日本の販売台数は22,535台、コロナ禍かつ半導体不足の中で、前年実績22,304台とほぼ同数、+1.0%増加で着地しました。

ヒルデガルト ヴォートマンは、次のようにコメントしています。「半導体不足は今後も続く見込みですが、電気自動車の力強い成長は、アウディの電動化ロードマップを一貫して追求する私たちにとって追い風となっています。好調な受注と、過去最高のバックオーダーを抱えていることは、アウディが適切なポートフォリオを持っていることを示しています」

アウディブランド販売台数 累計
2021 2020 2020年比
全世界 1,680,512 1,692,773 -0.70%
ヨーロッパ 617,048 619,723 -0.40%
 —ドイツ 180,883 214,427 -15.60%
 —英国 117,993 107,892 +9.40%
 —フランス 50,383 45,728 +10.20%
 —イタリア 55,005 50,060 +9.90%
 —スペイン 34,767 37,284 -6.80%
米国 196,038 186,620 +5.00%
メキシコ 9,465 9,834 -3.80%
ブラジル 6,244 6,680 -6.50%
中国(香港を含む) 701,289 727,358 -3.60%

メディアの皆様へ:2021会計年度における財務結果は、2022年3月17日に開催される年次記者会見において発表されます。


※本リリースは、AUDI AG配信資料の翻訳版です

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