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2021/11/19Models

エモーショナルなプレミアムモビリティ:Audi A8のインテリアは高品質な体験を提供(ドイツ本国発表資料)

  • 快適で居心地の良い空間は、ラグジュアリーセグメントにおいて中心的な役割を果たす
  • 市場の状況およびお客様のニーズに対するアウディの対応を提示
  • 俊敏性とドライビングダイナミクスは、フラッグシップカーの重要な特性

(ドイツ本国発表資料)

2021年11月15日、インゴルシュタット:Audi A8の潜在的なお客様のニーズは時代とともに変化しています。お客様は、個々のライフスタイルに合った、エモーショナルで快適なモビリティ体験を求めています。時間、空間、個人の選択といった価値観は、ますます重要になっています。同時に、ドライブ体験から高品質な素材に至るまで、アウディの伝統的な強みも依然として重要な要素となっています。マイナーチェンジが施されたAudi A8では、何よりもまず、最初にプレミアムコンセプトが定義され、新しいテクノロジーと確立されたテクノロジーの両方による、エモーショナルで快適なインテリア体験を実現しています。


今日のクルマは、ユーザーの日常生活にシームレスに適合し、可能な限り多くのニーズを常に満たすことができなければなりません。そのためには、多用途で快適なインテリアがますます重要になっています。アウディでは、多様化しているラグジュアリーセグメントのターゲットグループを詳しく分析することによって、お客様のニーズに対応しています。インテリアのデザインに関しては、快適性、操作ロジック、インフォテインメント、または使用している素材の品質および持続可能性といった側面が、優先順位の最上位に掲げられています。

快適性と安全性:リラクゼーションシートとデジタルマトリクスLEDヘッドライト
Audi A8テクニカルプロジェクトマネージャーのピーター ドラブは、次のように述べています。「インテリアは乗員の五感に訴え、快適でなければなりません。さらに、ラグジュアリーセグメントのお客様は、とくに安全性、照明、インフォテインメントの分野における最新のテクノロジーをアウディに期待しています。その一例が、A8 L*の後部座席に装備されるリラクゼーションシートです。このシートは、数多くの調整機能に加え、フロント助手席シートの背面にフットレストが提供されます。乗員はフットレストで足を温めたり、強さを調整可能なマッサージ機能を利用したりすることができます。エアクオリティパッケージは、車内の空気の質を向上させます。4ゾーン オートマチックエアコンディショナーシステムのコンビネーションフィルターは、車内の不快な匂いや微粒子を取り除きます。また、アレルギーの原因となる物質や微生物を無害化にするのにも役立ちます。それにより、乗員は快適な空間で仕事をしたり、くつろいだりすることが可能になります。

マイナーチェンジが施されたAudi A8には、DMD(デジタルマイクロミラーデバイス)テクノロジーを採用したデジタルマトリクスLEDヘッドライトを採用しています。各ヘッドライトには、非常に明るいLEDの光を小さなピクセルに分解する約130万個のマイクロミラーが設置されています。これにより、ヘッドライトを高レベルの精度と解像度で制御することが可能になります。高速道路用のレーンおよびオリエンテーションライトは、ヘッドライトが光のカーペットとなり、走行中の車線を明るく照らし出します。とくに、オリエンテーションライトは、道路工事区間で車線が途切れている場合でも、ドライバーは直感的に走行車線に留まることができます。マイナーチェンジが施されたA8には、デジタルOLED(有機発光ダイオード)テールライトも標準装備されています。

アシスタンスシステムと連携することで、コンビネーションテールライトは、近接検知機能を実現しています。停止したA8の後方から他の道路ユーザーが2メートル以内に近づいてきた場合、システムはすべてのOLEDセグメントを自動的に点灯させます。

市場を理解する
アウディが市場のニーズにどうように対応しているのかを示す好例が、Audi A8 L Horchです。このクルマは、アウディにとって最重要市場である中国における新しいフラッグシップモデルです。高いプレステージ性とステータスを追求したこのモデルは、お客様に最大の焦点を当てた先進的なラグジュラリーセダンに対するアウディの考え方を具現化しています。市場のニーズを正確に把握し、それらを満たすために、アウディは世界中で集中的な市場調査を実施しています。たとえば中国では、運転手付きのリムジンの需要が高まっています。北京のアウディイノベーションリサーチ(AIR)チームは、この地域における市場活動を担当しています。中国のお客様は、世界の他の地域のお客様と比較して、高度なテクノロジーを使用した機能や、洗練されたデザインソリューションをより好む傾向があります。中国では、カスタマイズ可能なデジタルツールとサービスの需要がとくに高まっています。このような需要に対応するには、スピードが不可欠です。

AIRとAIC
AIRチャイナ責任者のユー ツァオは、次のようにコメントしています。「私たちは、従来の市場調査部門をはるかに超える活動をしています。中国のお客様は、ヨーロッパや米国のお客様とは大きく異なるため、私たちは多くの調査を行っています」。この調査における重要なツールの1つが、アウディイノベーターズサークル(AIC)です。アウディがターゲットとする購買層の800人以上の消費者から構成されるこのコミュニティは、チャットアプリを介してデジタルで接続されています。市場のトレンドに敏感な彼らのフィードバックは、高い信頼性と発言の質の面で際立っています。アウディは、2週間で約300~400の定量的調査(収集したデータを数値化することを想定した調査)に対する回答を受け取り、同じ期間内に約20~30の定性的調査(対象者から発せられる生の言葉や行動など、数値化できないデータの収集を目的とした調査)に対する詳細な発言を受け取ります。これらの調査は、車両または特定の機能のユーザー体験を中心にしていますが、ターゲットとする購買層のライフスタイルやアウディブランドに対する認識にも焦点を当てています。

ショーファーカーとパーソナルカー
スポーティな俊敏性と優れたドライビングダイナミクスは、Audi A8の大きな特徴となっています。マイナーチェンジが施されたこのフラッグシップモデルは、自分で運転することを楽しむ人々だけでなく、とくにA8 L Horchに代表される運転手付きでクルマを利用する人々の両方のニーズに等しく応えています。ドラブは、次のようにコメントしています。「たとえラグジュアリークラスのクルマであったとしても、すべての市場で伝統的な運転手付きのセダンが求められているわけではありません。そのため、Audi A8は、よりダイナミックな走行特性が与えられています」。たとえば、オールホイールステアリングにより、都市環境でより運転しやすいクルマになっています。革新的なサスペンションコンポーネントの組み合わせにより、ラグジュアリーセダンならではの快適な乗り心地から、スポーツカーのようにタイトなハンドリングまで、ドライバーのあらゆるニーズを満たすことが可能です。ここでは、A8のプレディクティブ アクティブサスペンションが重要な役割を果たします。エアサスペンションと連携して機能するこのハイテクシステムは、電気機械式アクチュエータを介して各ホイールを個別に持ち上げたり、下げたりすることができます。アクティブサスペンションは、あらゆる運転状況でボディをアクティブに制御できるため、加速時や制動時のボディのロールやノーズダイブを大幅に抑制することができます。

フラッグシップモデルとしてのA8
技術開発担当取締役のオリバー ホフマンは、次のように述べています。「1つ明確なことは、A8はアウディのイノベーションを推進するクルマであるということです。私たちは常に最新のテクノロジーを最初にA8に導入し、次に他のシリーズやセグメントに採用してきました。このクルマを開発するために私たちが採用したアプローチは、アウディポートフォリオの他のモデルへと広げていきます。その理由は、お客様のニーズが多様で、要求が厳しいのはラグジュアリークラスだけではないからです。私たちは、コンパクトクラスにおいても、ライバルと明確な差別化を図る必要があります」

※本リリースは、AUDI AG配信資料の翻訳版です。

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