- アウディの電気自動車第2弾。日本での発売は2021年秋予定
- 価格は1,399万円から。EV初のRSモデルも同時に発売
- 「Audi House of Progress Tokyo」で5月末まで展示
アウディ ジャパン株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:フィリップ ノアック)は、今年2月9日にワールドプレミアされたAudi e-tron GTを、今年1月に期間限定でオープンした「Audi House of Progress Tokyo」において4月7日(水)から5月31日(月)まで展示します。明日からの一般公開に先立ち、本日メディア向けオンライン発表会を実施し、あらためてその概要と価格を発表しました。
Audi e-tron GT quattroとその高性能バージョンのAudi RS e-tron GTは、エモーショナルなデザイン、パワフルな駆動システム、長距離を快適に移動するための優れた乗り心地と快適なキャビン、ダイナミックなハンドリングを兼ね備えたエレクトリック4ドアグランツーリスモであり、サステイナブルな未来に向けたアウディの新たなブランドアイコンとなるモデルです。
日本での発売は2021年秋の予定で、価格はAudi e-tron GT quattroが1,399万円、Audi RS e-tron GTが1,799万円(いずれも税込み)となります。日本仕様の詳細は、国土交通省の認可取得後、発表いたします。
Audi e-tron GT quattro / Audi RS e-tron GTの概要
e-tron GTのサイズは、全長/全幅/全高 4,990mm/1,965mm/1,415mm(RSは1,395mm)∗で、迫力あるワイド&ローのボディは、非常に伸びやかでエレガントです。六角形シングルフレームグリル、クワトロ・ブリスターフェンダーなど、アウディらしいディテールが見て取れます。レーザーライト付きマトリックスLEDヘッドライトを選択できるほか、リヤの大型ディフューザーに至るまで、エクステリアのボディパネルとラインは高い製造精度をもって見事に調和しています。エアロダイナミクスを極限まで追求したそのスムースなボディラインは、Cd 値(空気抵抗係数)わずか 0.24と非常に優れた空力性能を誇ります。
インテリアデザインは、五感に訴える品質と先進的なエレガンスを融合したもので、このクルマの進歩的なキャラクターを強調しています。運転席はスポーティな低いポジションに設定され、幅広いセンターコンソールで仕切られたモノポストデザインによりドライバーを包み込みます。ペットボトルや漁網などのリサイクル素材を使用したレザーフリーパッケージは、ハイテクなルックスとオーガニックなナチュラルさが共存し、新時代のプレミアムを感じさせます。2,900mm∗のロングホイールベースの恩恵でリヤシートには、大人2人が十分に寛げるスペースが確保されています。ラゲッジコンパートメントも405ℓの容量を備えています(RSモデルでは350ℓ)
操作系・コネクト機能では、アウディバーチャルコックピット(12.3 インチ)と センターコンソールの大型タッチディスプレイ(10.1インチ)を標準装備。音声によるオンラインサーチやパーソナライゼーション機能をはじめ、Wi-Fi ホットスポットを備えたMMI ナビゲーションプラスを標準装備し、Audi connectの幅広いサービスを提供します。また、急速充電ステーションを使用して最短の充電時間で最速ルートを計算するための e-tronルートプランナーを搭載します。ワイヤレスチャージング(Qi規格)や Bang&Olufsenプレミアムサウンドシステムも選択できます。
Audi e-tron GT quattroおよびAudi RS e-tron GTの前後のアクスルに配置された2つの電気モーターのシステム最大出力は、それぞれ350kWと440kW(ローンチコントロ—ル使用時は、390kWと475kW)、最大トルクはそれぞれ640Nmと830Nmです。この強烈なパフォーマンスを完全に電子的に制御された四輪駆動システムであるエレクトリックquattroが最大限に活かします。そのリアクション速度は30ミリ秒と機械式quattroの5倍の速さで反応します。Audi RS e-tron GTは、ローンチコントロールを使えば、僅か3.3秒で時速100kmに達します。パワーの源である総容量93kWh(実際の使用容量 84kWh)のバッテリーはフロア下に配置しており、システム電圧は800Vで、日本の計測方法(WLTC)で500キロメートル以上の航続距離*を実現します。
シャシーでは、3チャンバー式エアサスペンション(RSに標準)やオールホイールステアリング(オプション)が、スポーティなドライビングと、快適な乗り心地を見事に両立しています。タイヤ/ホイールは、Audi e-tron GT quattroが19インチ、Audi RS e-tron GTが20インチが標準で、20インチ、21インチホイールをオプション設定しています。
運転支援システムでは、アウディプレセンス セーフティシステムを始め、アダプティブクルーズコントロール、サイドアシスト、リヤクロストラフィックアシスト、ターンアシスト、エマージェンシーアシストなどを標準装備しています。
e-tron GTのユニークな装備として、電子的に合成したe-tronスポーツサウンドがあります。法令で規定されている20km/h以下での走行時や駐車時の人工音に加え、アウディドライブセレクトの設定に応じて、クルマの車外および車内にサウンドを発生します(Audi e-tron GT quattro、Audi RS e-tron GTともにオプション装備予定)。
e-tron GTは、200Vの普通充電で8kWまで、急速充電(CHAdeMO)では150kWまで対応しています。Audi e-tron chargeカードで、全国の2万か所以上のe-Mobility Powerネットワーク(旧:NCSネットワーク)の充電器で最初の一年間は無料で充電が可能です。
生産は、ネッカーズルムのベーリンガーホフ工場でカーボンニュートラルな方法で行われます。Audi R8 と組立ラインを共有し、自動化された生産技術を最大限活用しつつ、熟練工の職人技を組み合わせることで、Audiのクオリティを実現しています。
∗国土交通省認可申請中
■「Audi House of Progress Tokyo」
https://www.audi.jp/progress/audi-brand-store/
住 所:東京都港区南青山5-3-2
営業時間:平日11:00(土日祝10:00)~ 20:00
■関連サイト:Audi Media Center - Audi e-tron GT ※英語版のみ
https://www.audi-mediacenter.com/en/audi-e-tron-gt-13716
■関連ムービー:"The making of the Audi e-tron GT, A documentary"
https://www.audimedia.tv/en/audimediatv/video/the-making-of-the-audi-e-tron-gt-a-documentary-5543