- Audi Team Hitotsuyamaは予選11位、決勝13位で完走を果たす
アウディ ジャパン株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:フィリップ ノアック)は、Audi R8 LMS で2019年シーズンのSUPER GT GT300クラスに参戦するカスタマー(プライベート)チームをサポートしています。9月7日(土)、9月8日(日)、オートポリス(大分県 1周4,674m)で2019 SUPER GT第6戦となる「AUTOPOLIS GT 300km Race」が開催されました。
今大会にもAudi R8 LMSを擁する#21 Audi Team Hitotsuyama(アウディ チーム ヒトツヤマ)が、レギュラードライバーのリチャード ライアン選手と富田 竜一郎選手のコンビにて参戦しました。オートポリスには、2日間でのべ約2万8000人ものファンが訪れました。
晴天に恵まれた予選は、ドライコンディションでスタート。リチャード ライアン選手がQ1を担当しました。トップからわずか1.3秒差に16台がひしめく大混戦の中、16位に滑り込み予選Q1を突破。Q2を担当した富田選手はQ1よりもラップタイムをあげ、予選11位のポジションを獲得しました。
秋晴れのもと、午後2時30分に決勝レースがスタート。第1スティントはリチャード ライアン選手が担当。レース序盤からセーフティカーが導入されるなどレースは荒れ模様の展開に。リチャード ライアン選手はタイヤの摩耗に苦労しながら12位を走行。レース中盤には、コースの一部に雨が降り出し、各チームともいつレインタイヤに履き替えればいいのか判断の難しい展開になりました。25周目にピットインし、第2スティントの富田選手へとドライバー交代。ドライタイヤを選択してピットアウトしました。徐々に雨が強くなると、レインタイヤを履いたチームがペースを上げていきます。この状況のなかAudi Team Hitotsuyamaは不運なペナルティもあって順位を大きく落としてしまいました。しかし、レース後半、雨がやみ路面が乾き始めるとドライタイヤで我慢していたチームが反撃に出ました。富田選手も一時は大きく落としたポジションを一気に挽回し、最後は13位でレースを終えました。
Audi Team Hitotsuyama チーム代表 一ツ山 亮次氏のコメント
「オートポリスは阿蘇山の火山灰がコースに堆積する影響もあって、タイヤ選びが難しいのですが今回も練習走行から苦戦する展開となりました。予選はなんとかQ1を突破し、富田選手の頑張りもあって11位に入ることができ、十分に戦える位置でのスタートになりました。決勝は事前に雨が予想されており、第一走のリチャード ライアン選手をできるだけ長く走らせたかったのですが、タイヤが厳しいということで本降りになる前にドライバー交代をしました。富田選手もドライタイヤでコースに戻し我慢の展開となりましたが、最終的に戦略としては悪くなかったと思っています。次の菅生はAudi R8とも相性の良いコースでもあり、表彰台を狙っていいレースを見せたいと思います」
アウディ ジャパンはAudi Sport customer racingパーツトレーラーを現地に配備して、SUPER GTに参戦するチームを支援しています。専用のトレーラーにボディ、エンジン等レース車検に適合した約2500アイテム、約10,000点もの部品を積載し、いかなるレース展開にも対応できるようチームと共に全国のサーキットを転戦します。SUPER GTならびにスーパー耐久シリーズへの参戦チームのサポートを通じて、アウディのサブブランドであるAudi Sportのブランド認知の向上、イメージの強化をはかります。
SUPER GT第7戦は、9月21日(土)〜22日(日)、宮城県スポーツランドSUGOにて開催予定です。