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2019/03/25Motorsport

フォーミュラE第6戦でダニエル アプトがポイントを獲得

  • 中国の三亜で初開催されたE-Prixでアプトが5位フィニッシュ
  • Team Audi Sport ABT Schaefflerはチームランキングでトップと1ポイント差に迫る
  • ルーカス ディ グラッシはアクシデントに巻き込まれて走行を断念

2019年3月23日、三亜(中国):電気自動車のレースシリーズ、FIAフォーミュラE選手権の第6戦が中国の三亜で初開催されました。アウディドライバーのダニエル アプトは、このレースで5位に入り、貴重なポイントを獲得しました。その結果、Team Audi Sport ABT Schaeffler(チーム アウディ スポーツ アプト シェフラー)は、チャンピオンシップのチームランキングをさらに上げることに成功しました。フォーミュラEのヨーロッパラウンドが4月13日からローマ(イタリア)で開催されるのを前に、昨シーズンのチャンピオンであるTeam Audi Sport ABT Schaefflerは、トップチームとわずか1ポイント差に迫っています。


南中国のリゾート地、海南島で初開催されたE-Prixの決勝レースは、高温多湿の中で行われ、波乱のレース展開となりました。4番グリッドからスタートしたアプトは、トップグループで走行して表彰台争いをしていましたが、アクシデントによりセーフティカーが導入され、その後レースは赤旗中断となってしまいます。アプトは、次のようにコメントしています。「これによって、レース序盤で築き上げたアドバンテージをすべて失ってしまいました。アクシデントが発生するまでは、エネルギー管理もうまくいっていたし、良いポジションをキープしていました。このことを考えると、今日のレースは100%満足とは言えません。しかし、フォーミュラEでは、コンスタントにポイントを獲得することが非常に重要です。今のところ、全6戦でポイントを獲得することに成功しています」

6番グリッドからスタートしたチームメイトのルーカス ディ グラッシは、Audi e-tron FE05で巻き返しを図ってアプトの直後まで順位を上げますが、最後から2周目にセバスチャン ブエミが起こしたアクシデントに巻き込まれてレースの続行を断念しました。ディ グラッシは、次のようにコメントしています。「今日の結果は本当に残念です。このアクシデントさえなければ、チャンピオンシップで首位に立っていたはずです。それまでは、素晴らしいレースでした」

チーム代表のアラン マクニッシュは、次のように述べています。「レースが終盤になると、強引にオーバーテイクを仕掛けるドライバーが出てきます。これによって、ルーカスは走行できなくなり、ダニエルもコースから押し出されてしまいました。今日の結果には少し失望しています。今日はマシンのパフォーマンスも高く、ドライバーの調子も良く、戦略もうまくいっていました」

アウディカスタマーチーム Envision Virgin Racing(エンヴィジョン ヴァージン レーシング)は、三亜でポイントを獲得することはできませんでした。サム バードとロビン フラインスは、共にアクシデントによってリタイアとなりました。


※本リリースは、AUDI AG配信資料の翻訳版です。

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