- Audi Team Hitotsuyamaは予選6位から一時3位を快走するもタイヤトラブルに見舞われる
アウディ ジャパン株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:フィリップ ノアック)は、Audi R8 LMS で2018年シーズンのSUPER GT GT300クラスに参戦するカスタマー(プライベート)チームをサポートしています。9月15日(土)、9月16日(日)、スポーツランド菅生(宮城県 1周3,704m)で2018 SUPER GT第6戦となる「SUGO GT 300km Race」が開催されました。
今大会にも新型Audi R8 LMSを擁する#21 Audi Team Hitotsuyama(アウディ チーム ヒトツヤマ)と、#26 Team TAISAN (チーム タイサン)の2チームが参戦。決勝レースは快晴に恵まれ、2日間でのべ4万1400人ものファンがスポーツランド菅生を訪れました。
予選Q1は曇りで、午前中に降った雨の影響が懸念された中でのアタックとなりました。Audi Team Hitotsuyamaは、リチャード ライアン選手がQ1を見事にトップタイムで突破。Q2を担当した富田竜一郎選手も6位につけ、決勝レースは3列目の好位置からのスタートとなりました。Team TAISANは、予選Q1は、山田真之亮選手がアタックを担当。22位という結果でした。
決勝において、Audi Team Hitotsuyamaは第1スティントをリチャード ライアン選手が担当。スタート周回、早々1台を追い抜き5位に。その後も順調に順位をあげ3位にまでポジションをアップしました。しかし、突然のタイヤトラブルで緊急ピットインを余儀なくされ、タイヤ交換後すぐにコースへ戻りましたが、タイヤトラブルで車体にもダメージを受けていたことが判明。ふたたびピットインし、第2スティントを担当する富田 竜一郎選手へとドライバー交代してコースへ復帰しました。富田選手は我慢強くトップチームにも匹敵するタイムで走り続け、23位完走となりました。Team TAISANは第1スティントを山田真之亮選手が担当。着実な走りで20位までポジションをアップし、第2スティントの川端伸太朗選手へとバトンタッチしました。ここからの追い上げが期待されましたが、タイヤトラブルが発生。タイヤ交換を行い復帰するも20位完走という結果になりました。
Audi Team Hitotsuyama チーム代表 一ツ山 亮次氏のコメント
「予選は天候の判断の難しい中でのアタックでしたが、ライアン選手がトップタイムを出し、富田選手も3列目スタートと上位を十分に狙える好結果でした。決勝では14周を重ねたところで、ライアン選手が3位にまで順位をあげますが、これからというところでタイヤがパンク。この時点で勝負権を失ってしまいました。今年3度目のタイヤトラブルでもあり、次戦に向けて早急な対策が必要です。走り切ることができれば上位を狙える速さはあります。残り2戦あきらめることなく臨みたいと思っています」
Team TAISAN チーフメカニック 岡部 拓氏のコメント
「予選ではわずかなミスによりQ2進出を逃してしまいましたが、決勝レースは第1スティントを担当した山田選手のペースもよく、作戦どおり23周をこなしてドライバー交代を行いました。ピット作業も順調で、トップ10も射程内というところでタイヤがバーストしてしまいました。川端選手のレースラップは上位にも匹敵するタイムだっただけに、とても残念な結果となりました。これから1度テストのチャンスがあるので、できる限りの改善を行って、残り2戦、表彰台を目指していきます」
次戦、SUPER GT第7戦は、10月20日(土)〜21日(日)、大分県のオートポリスにて開催予定です。