- 3つのチームから5台のAudi R8 LMSが参戦
2018年8月8日、ノイブルク アン デア ドナウ:アウディは、現在インターコンチネンタルGTチャレンジのドライバー及びチームランキングで首位に立っており、8月24日~26日に開催される第3戦のSUZUKA 10 HOURS(鈴鹿10時間耐久レース)に初参戦するための準備を進めています。世界的に有名な鈴鹿サーキットは、さまざまなコーナーを組み合わせたユニークなレイアウトを特徴とし、攻略が難しいコースとして知られています。
現在、シリーズでランキング首位に立っているアウディは、特別な事情をかかえています。オランダ人ドライバーのロビン フラインスは、2月に開催されたシーズン開幕戦からドライバーズランキングの首位を守っています。しかし、鈴鹿10時間耐久レースと同じ週に、イタリアのミサノでドイツツーリングカー選手権(DTM)の第7戦が開催されるため、アウディファクトリードライバーのフラインスは、鈴鹿のレースを欠場せざるを得ない状況となっています。ドライバーズランキングでは、Audi R8 LMSの5人のドライバー(プライベートチームのスチュアート レオナルド、Audi Sportドライバーのクリストファー ハーゼ、ドリス ヴァンスール、フレデリック フェルヴィッヒ、マルクス ヴィンケルホック)が、それぞれ25ポイントを獲得してランキング3位でフラインスを追っています。Audi Sport customer racing (アウディ スポーツ カスタマー レーシング) の責任者 クリス ラインケは、次のようにコメントしています。「これは、私たちにとって新たな挑戦です。ロビンの状況は、シーズン当初から分かっていたことです。私たちは、チャンスを最大限に活かすために、ポイントランキングで彼を追っているアウディのファクトリードライバーを、私たちがサポートしている3台のレースカーに振り分けました。同時に、私たちは、マニュファクチャラーズランキングでも、2位以下との差を広げたいと思っています」 アウディは、5つのメーカーが参戦しているこのシリーズで、メルセデス-AMGに7ポイントの差をつけて首位に立っています。
Audi Sport Team WRTは、鈴鹿10時間耐久レースに2台のAudi R8 LMSを投入します。1台目のマシンは、フレデリック フェルヴィッヒ、クリストファー ミース、ドリス ヴァンスールがステアリングを握ります。2台目のマシンは、スチュアート レオナルド、ジェイク デニース、シェルドン ファン デル リンデがチームを組みます。Audi Sport Team Absolute Racingのドライバーは、クリストファー ハーゼ、ケルビン ファン デル リンデ、マルクス ヴィンケルホックです。日本のSUPER GTシリーズに参戦し、アウディ ジャパンがサポートするAudi Team Hitotsuyama(アウディ チーム ヒトツヤマ)は、レギュラードライバーのリチャード ライアンと富田 竜一郎に加え、ベルギー人ドライバーのアレッシオ ピカリエロを起用しています。さらに、プライベートチームからはAbsolute Racingが参戦します。ドライバーには、2人の中国人、ジンジュウ サンとコンフー チェンに加えて、香港のアダレイ フォンが決定しました。
金曜日のフリー走行に続き、土曜日にはすべてのドライバーが予選に出走する必要があります。その後、シングルラップのタイムアタックを実施して、グリッドの上位20台が決定します。『第47回サマーエンデュランス 鈴鹿10時間耐久レース』は、大観衆が見守る中、8月26日(日)午前10時にスタートします。アウディは、2012年から2016年にFIA世界耐久選手権(WEC)で日本を訪れ、数多くの熱心なファンを獲得しています。
鈴鹿10時間耐久レースに参戦するAudi Sport customer racing team
Audi Sport Team Absolute Racing
クリストファー ハーゼ(ドイツ)/ケルビン ファン デル リンデ(南アフリカ)/マルクス ヴィンケルホック(ドイツ)
Audi Sport Team WRT
クリストファー ミース(ドイツ)/フレデリック フェルヴィッヒ(ベルギー)/ドリス ヴァンスール(ベルギー)
Audi Sport Team WRT
ジェイク デニース(イギリス)/スチュアート レオナルド(イギリス)/シェルドン ファン デル リンデ(南アフリカ)
Audi Team Hitotsuyama
リチャード ライアン(イギリス)/アレッシオ ピカリエロ(ベルギー)/富田 竜一郎(日本)
Absolute Racing
コンフー チェン(中国)/アダレイ フォン(香港)/ジンジュウ サン(中国)
※本リリースは、AUDI AG配信資料の翻訳版です。