- DTMの2017年シーズン参戦マシン、Audi RS 5 DTM が日本初走行
- Audiのファクトリードライバーとして活躍中のロイック デュバル選手が来日
アウディ ジャパン株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:斎藤 徹)は、Audi R8 LMSでSUPER GTのGT300クラスに挑戦するカスタマー(プライベート)チームを支援しています。11月11日(土・公式予選)、12日(日・決勝)、ツインリンクもてぎ(栃木県)にて、2017 AUTOBACS SUPER GT第8戦(最終戦)となる「MOTEGI GT GRAND FINAL」が開催されます。
その両日、最終戦を飾るイベントとして、ドイツの人気レースであるDTM(ドイツツーリングカー選手権)に参戦するAudi RS 5 DTM、BMW M4 DTM、Mercedes-AMG C 63 DTMの3モデルが来日し、デモンストレーション走行が行われます。これにSUPER GT GT500クラスの現行車両であるレクサスLC500、Honda NSX-GT、日産GT-Rも参加。日本史上初となるDTM&GT500の6台によるランデブー走行が実現いたします。
デモンストレーション走行でAudi RS 5 DTMのステアリングを握るのは、AudiのファクトリードライバーとしてDTMで活躍中のロイック デュバル選手です。かつてスーパーフォーミュラやSUPER GTなどでシリーズチャンピオンを獲得。2012年から2016年シーズンまではAudi R18でWEC(FIA世界耐久選手権)に参戦、2013年にはル・マン24時間レースでも優勝した世界トップレベルのドライバーです。
今回のもてぎイベントに先立ち10月14(土)〜15日(日)、DTM最終戦ホッケンハイムでSUPER GTのGT500車両2台がDTM車両と共にデモンストレーション走行を行い、ドイツをはじめ日本のモータースポーツファンの間でも大きな話題となりました。SUPER GTのGT500クラス車両とDTM車両は、共通の技術規則「Class One(クラス1)」に基づいて製作されており(現在エンジンの仕様は異なる)、今回の日欧におけるデモンストレーション走行が実現することになりました。
アウディは、「Audi Sport(アウディ スポーツ)」主導のもと、黎明期よりDTMへの参戦を続けています。2017シーズンは、「アウディ スポーツ チーム アプト スポーツライン」、「アウディ スポーツ チーム フェニックス」、「アウディ スポーツ チーム ロズベルグ」の3チーム、計6台が参戦。2年連続マニュファクチャラーズタイトルを獲得しています。また「チーム ロズベルグ」のドライバーであるレネ ラスト選手が年間シリーズチャンピオンに輝き、レーシングドライバーにとって最高の栄誉の1つである「ADAC Motorsportsman of the Year」が与えられました。
DTM(Deutsche Tourenwagen Masters)は、1984年よりドイツ国内で開催されている人気のツーリングカー選手権です。近年はアウディ、BMW、メルセデス・ベンツといったドイツを代表する自動車メーカーがワークスチームとして参戦しており、激しい戦いが繰り広げられています。現在DTMでは、日本のSUPER GTを主催するGTアソシエイション(GTA)と技術規定の統一に向けた話し合いをすすめており、将来的には両シリーズの交流戦の実施なども期待されています。
デモンストレーション走行
場所:ツインリンクもてぎ
予定時間: 11月11日(土):10時30分~10時45分、12日(日):11時05分~11時35分