- パワーと燃費が大幅に向上した2.9 TFSIエンジン
- 中国市場で販売される初の高性能Avant
- 2017フランクフルトモーターショーでワールドデビュー
2017年9月12日、ネッカーズルム:Audi Sport GmbHは、2017フランクフルトモーターショー(IAA)で、新型Audi RS 4 Avant(複合燃費:8.8ℓ/100km、CO2排出量:200~199g/km)を世界初公開します。このモデルは、優れたパフォーマンスと日常ユースにおける使い勝手をきわめて高いレベルで両立させています。搭載される2.9 TFSIエンジンは、331kW
(450hp)のパワーと600Nmのトルクを発生し、A4ファミリーのトップスポーツモデルに相応しいクルマに仕上がっています。このV6ツインターボエンジンのパワーは、標準装備されるquattroドライブシステムを介して4輪へと配分されます。
「Audi RS 4 Avantは、RSモデルのなかでも、比類なき伝統を誇る特別なクルマです。他のすべてのRSモデル同様、
新しいAudi RS 4 Avantも、圧倒的なパワーと日常ユースでの使い勝手を完璧に融合したクルマです。中国市場では、
セグメントで唯一の高性能Avantであり、新たな牽引役として、アウディをさらなる成長に導いてくれるでしょう」と、Audi Sport GmbH CEOのステファン ヴィンケルマンは述べています。
ルーフエッジスポイラーが備わった特徴的なリヤエンド
第4世代のAudi RS 4 Avantを開発するにあたり、担当デザイナーは、かつて北米のモータースポーツシーンを席巻したAudi 90 quattro IMSA GTOのディテールからインスピレーションを得ました。フロントエンドでは、RS特有のハニカムパターンを備えた大胆なエアインテークと、幅広くフラットなシングルフレームグリルが、精悍なイメージを創出しています。オプションのマトリクスLEDヘッドライトを選択すると、色付きのベゼルが装着されます。このモデルは、通常のAudi A4 Avantに対して、ホイールアーチ部分が30mm幅広くなり、quattroブリスターによって強調されています。リヤエンドでは、RS専用デザインのディフューザーインサートや、RSエキゾーストシステムのオーバルテールパイプ、RS専用デザインのルーフスポイラーなどにより、個性的なスタイルが演出されています。Audi exclusiveからオプションで提供されるエクステリアカラーのノガロブルーパールエフェクトは、1999年に発表された初代Audi RS 4 Avantを彷彿とさせます。標準装着されるホイールは、19インチの鍛造アルミ製で、オプションで20インチのホイールも注文可能です。
0-100km/h加速4.1秒、RSスポーツサスペンションとアウディドライブセレクトを標準装備
新型Audi RS 4 Avantに搭載される2.9ℓTFSI V6ツインターボエンジンは、331kW(450hp)の最高出力を発生します。600Nmの最大トルク(旧Audi RS 4 Avantと比較すると170Nm増加)を、1,900~5,000rpmの幅広い回転域で
提供します。その強力な駆動力により、新型Audi RS 4 Avantは0-100km/hを4.1秒で加速し、最高速度は250km/hに達します。オプションのRSダイナミックパッケージを選択すると、最高速度を280km/hに引き上げることができます。
2.9 TFSIツインターボエンジンのパワーは、スポーティなギヤ比が設定された8速ティプトロニックを介して、quattroフルタイム4WDシステムへ伝達されます。オプションで、リヤのスポーツディファレンシャルを選択することも可能です。NEDC複合モードにおける燃料消費量は8.8ℓ/100kmで、CO2排出量は199g/kmとなります。先代モデルと比較すると、燃費は17%向上しています。車両重量も、先代モデルと比較して80kg軽い1,790kgに抑えられています。
標準設定されるRSスポーツサスペンションにより、新型Audi RS 4 Avantの車高は、スポーツサスペンションを装着したAudi A4のベースモデルよりもさらに7mm低くなっています。足回りに関しては、ダイナミックライドコントロール(DRC)を採用したRSスポーツサスペンションプラス、セラミックブレーキ、RS専用のダイナミックステアリングを
オプションで選択することができます。ドライバーは、標準装備されるアウディドライブセレクト ダイナミックハンドリングシステムを介して、新型Audi RS 4 Avantのドライビング特性を、走行条件や好みに応じて調整することができます。
洗練された素材によるインテリアとレーシングスタイルのデジタルコクピット
新型Audi RS 4 Avantのスポーティなキャラクターを反映して、インテリアはブラックでまとめられています。
RSスポーツシート(オプションでハニカムパターンも選択可)、フラットボトムのRS革巻きマルチファンクション
スポーツステアリングホイール、シフトゲート、照明付きドアシルトリムには、RSのエンブレムが装着されています。アウディバーチャルコクピット及びヘッドアップディスプレイにも、RS専用のデザイン/機能が採用され、ディスプレイにGフォース、タイヤ空気圧、トルク値などを表示することができます。グロスブラック仕上げ、アルミ製アタッチメント付きのカーボ仕上げ、ブラックアタッチメント付きのカーボン仕上げなど、様々な仕様が設定されたスタイリングパッケージを注文することで、カスタマイゼーションの可能性も拡がります。さらに、Audi exclusiveのプログラムにより、顧客の特別なリクエストにも対応可能です。
新型Audi RS 4 Avantは、今秋から注文の受け付けを開始し、ドイツ及び他のヨーロッパ諸国では、2018年初頭から
販売されます。ベースプライスは79,800ユーロです。
*本リリースは、ヨーロッパ仕様に基づくAUDI AG配信資料の翻訳版です。