- バーレーン大会で、ディ グラッシ / デュバル / ジャービス組が優勝、ファスラー / ロッテラー / トレルイエ組が2位を獲得
- スポーツカーレースで107回目の優勝にして、今シーズン最良の結果
- 今シーズン2位の成績で、18年間のスポーツカー耐久レースに別れを告げる
11月19日 インゴルシュタット/バーレーン: アウディが、今季最高の結果で有終の美を飾りました。ルマン プロトタイプカテゴリー(LMP)への参戦最後のレースとなるFIA世界耐久選手権(WEC)最終戦で、感動的な1-2フィニッシュを遂げました。ポールポジションから臨んだ決勝レースで、Audi R18が優勝しただけでなく、ルーカス ディ グラッシが最速ラップを記録しました。これにより、アウディは今シーズンのマニュファクチャラーズとドライバーズの両方で、シーズン2位のタイトルを獲得しました。
アウディスポーツ チームヨーストと6人のドライバー達が、今シーズン最後のレースで、再び素晴らしい走りを披露しました。アウディモータースポーツ代表のDr. ウォルフガング ウルリッヒは「非の打ちどころの無いパフォーマンスを発揮してくれたチーム全員に、感謝しています。最後を飾るに、これ以上のものは無かったと思います。FIA世界耐久選手権(WEC)のスタッフや強豪揃いのライバルチームが、我々のフィナーレを祝福してくれました。これまでの数々の闘いの中でも最高の結果を示すことで、そうした方々の気持ちに応えることが出来ました。決して忘れることの出来ない週末でした」とコメントをしています。
レースは、ルーカス ディ グラッシ / ロイック デュバル / オリバー ジャービス(ブラジル/フランス/イギリス)組のリードで始まりました。 開始から2時間が過ぎる頃、マルセル ファスラー / アンドレ ロッテラー / ブノワ トレルイエ(スイス/ドイツ/フランス)組が駆るゼッケン7号車が トップに立ちますが、ピット作業中のエアレンチの不具合に見舞われ、その間隙を突いてゼッケン8号車が再びトップに返り咲きます。そして8号車は、104周目にフルコースコーションが出される中、トップチームで唯一ピットストップを断行しました。この際、チームはラップタイム向上のためのセッティング変更も行い、ルーカス ディ グラッシの最速ラップなど、多くのアドバンテージを獲得し、149周目にボディに付着した多くのラバーを取り除くために、予定外のピットストップが必要になった際も順位を保つことが出来ました。
その結果、グラッシ / デュバル / ジャービス組が、7号車に16秒差で、5月のスパ フランコルシャン大会に続く、今季2度目の優勝を果たし、年間ドライバーズ ランキング2位を獲得しました。さらにチームメイトのファスラー / ロッテラー / トレルイエ組が2位に入り、シーズン最高の成績となりました。1999年以来、アウディはスポーツカーレースに偉大な足跡を残しました。アメリカ、ヨーロッパ、アジア、オーストラリアで開催された187のLMPレースで107回の優勝を獲得しました。 2012年に世界耐久選手権(WEC)となってからも、ポールポジション16回、41大会中17回の優勝、23回の最速ラップとドライバーとマニュファクチャラーズチャンピオンシップをそれぞれ2回獲得しています。これらのどのカテゴリーにおいても、アウディほどの成果を成し遂げたマニュファクチャラーは他にはありません。
アウディスポーツのLMPプログラム責任者のステファン ドライヤーも「私たちのチームの勝利への意欲は、本日のバーレーン大会においても非常に強く、これまで通りの素晴らしい結果を生み出しました。チームを最高のものに育て上げた、アウディスポーツ チームヨースト、ドライバー、そして、ノイブルグ、ネッカーズルム、インゴルシュタットなどでこの偉業を支え続けてくれた全ての人達に、心から感謝します。最後の大会で1-2フィニッシュを飾り、2つのカテゴリーで2位を獲得して有終の美を飾れたことは、この上ない喜びです。これまで支えてくれた、すべての人々に感謝します」とコメントしています。
バーレーン6時間レースの決勝結果
1: ディ グラッシ / デュバル / ジャービス (Audi R18) 201 laps
2: ファスラー / ロッテラー / トレルイエ (Audi R18) +16.419s
3: ベルンハルト / ハートレー / ウエーバー (ポルシェ) 1m 17.001s
4: ブエミ / デイビッドソン / 中嶋 (トヨタ) -1 lap
5: コンウェイ / 小林 / サラザン (トヨタ) -1 lap
6: デュマ/ ジャニ / リーブ (ポルシェ) -3 laps
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*本リリースは、アウディモータースポーツ配信リリースの翻訳版です。