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2015/10/28Company

Audi Q7 e-tron 2.0 TFSI quattro —Tokyo Motor Show 2015/参考出展車—

  • quattro フルタイム 4 輪駆動システムを採用した最初のプラグインハイブリッド
  • 純粋な EV(電動)モードで 53km の走行を可能に
  • ハイブリッドシステムの制御とヒートポンプの採用によりエネルギー効率を最適化
  • 日本を含めたアジア市場に 2016 年導入予定

新型 Audi Q7 e-tron 2.0 TFSI quattro は、TFSI(ガソリン直噴ターボ)エンジン、プラグインハイブリ ッド(PHEV)、及び quattro フルタイム 4 輪駆動システムの 3 つのテクノロジーを初めて融合させたモ デルです。アウディはこのモデルを、中国、シンガポール、日本といったアジア市場のために専用開発 しました。新型 Audi Q7 e-tron 2.0 TFSI quattro は、スポーティで快適であると同時に、極めてエネル ギー効率に優れた SUV です。0-100km/h 加速が 6 秒以内という動力性能を備えながら、100km/h 走 行あたりの燃料消費をわずか 2.5ℓ に抑えています(PHEV に関する欧州及び中国のドライビングサイク ルでの値)。

アウディはこの新型 Audi Q7 e-tron 2.0 TFSI quattro を、今回の東京モーターショーで初公開します。 このモデルは、外部から充電可能なリチウムイオンバッテリーを搭載することで、排出物を一切出さな い EV(電動)モードで、約 50km の距離を走行することが可能です。ガソリンエンジンと電気モーター を併用するハイブリッドモードのトータルな航続距離は 1,000km を超えます。新型 Audi Q7 e-tron 2.0 TFSI quattro は 2016 年に販売が開始される予定です。

スポーティなパフォーマンスと最少の燃料消費

新型 Audi Q7 e-tron 2.0 TFSI quattro はスポーティなパフォーマンスを備えています。搭載する 2.0 TFSI エンジンと電気モーターを併せたシステムパワー及びトルクは 270kW(367PS)ならびに 700Nm にも達し、大型 SUV であるこのモデルを、0-100km/h 5.9 秒で加速させ、220km/h のトップスピード まで導きます。

100km 走行あたり 2.5ℓ という燃費効率は、CO2 排出量に換算するとわずか 60g/km に過ぎません。こ れは大型プレミアム SUV のセグメントでは最高レベルの数字です。

新型 Audi Q7 e-tron シリーズのために、ヒートポンプを含めたサーマルマネジメントシステムが専用で 開発されました。アウディはこのテクノロジーを市販モデルに採用した世界で最初の自動車メーカーで あり、その結果、EV モードでの航続距離、室内快適性、エアコンの効率といった分野で、新しいベンチ マークを打ち立てることになりました。

スペースと快適性

新型 Audi Q7 e-tron 2.0 TFSI quattro は、ラグジュアリークラスならではの快適装備と、大型 SUV のな かでもトップクラスの広い室内を自慢にしています。オプションでアダプティブエアサスペンションも 選択できるバランスのとれたシャシーにより、卓越した乗り心地とスポーティなハンドリングが両立さ れています。また、「アウディバーチャルコックピット」や新開発の「MMI」システムを標準装備にする ことで、新型 Audi Q7 e-tron 2.0 TFSI quattro はディスプレイ、操作系に関しても新しいスタンダード を確立しました。

「MMI タッチパッド」、もしくは進化したボイスコントロール機能を使っての「MMI ナビゲーションプ ラス」の操作は、きわめてシンプルです。新型 Audi Q7 e-tron 2.0 TFSI quattro のインフォテイメント システムは、ハイブリッドのマネジメントシステムと緊密に連携しており、クルマがハイブリッドモー ドで走行している場合には、ナビゲーションデータ(含むロングレンジデータ)をもとに、システムが 目的地に到達するのにもっとも効率のいい走行モードを選択していきます。

新型 Audi Q7 e-tron 2.0 TFSI quattro はまた、市街地でも郊外でも、スポーティな資質を堪能させてく れるクルマです。新開発の電動パワーステアリングは、高効率であるとともにレスポンスに優れていま す。同じく新開発の前後アクセルともに 5 リンク式となるサスペンションは、従来型 Audi Q7 のシステ ムと比べて(前後のアクスル合計で)60kg 以上も軽量化されており、運動性能面で大きな貢献を果たして います。また、車両の重心点が低くなったことも、ハンドリング面で好ましい効果を生んでいます。

Technical Information:詳細説明

新型 Audi Q7 e-tron 2.0 TFSI quattro は、TFSI エンジンと quattro システムの両方を採用した世界で最 初のプラグインハイブリッドカー(PHEV)です。270kW(367PS) / 700Nm のシステムパワー / ト ルクを発揮して、0-100km/h をわずか 5.9 秒で加速し、状況が許せばトップスピードは 220km/h に達 します。PHEV に関する中国/ヨーロッパの測定基準に従えば、燃料消費は 100km 走行あたりわずか 2.5ℓ に抑えられており、CO2 の排出量も 60g/km を切っています。これはこのクラスの SUV としては 最高の値です。

アウディのほかのハイブリッドモデル同様、新型 Audi Q7 e-tron 2.0 TFSI quattro も、パラレルハイブ リッドのシステムを採用しています。搭載する 2.0 TFSI は、燃費効率にすぐれた最新世代の 4 気筒エン ジンで、185kW(252PS)の最高出力と 370Nm の最大トルクを発揮します。「アクティブエンジンベ アリング」により、意図的に逆位相の音波を発することで、不愉快な振動を打ち消しています。

ローター型電気モーターからは 94kW のパワーと 360Nm のトルクが発せられます。遮断クラッチとと もにこのモーターユニットは、8 速ティプトロニックのハウジングと一体化されています。8 速ティプト ロニックは、滑らかなシフトクオリティを提供するだけでなく、効率や重量の面で優れた設計になって おり、そこから伝えられた動力は、quattro フルタイム 4 輪駆動システムを介して 4 輪に分配されます。 高速コーナリングにおいては、quattro システムの中枢をなすコンポーネントであるセンターディファレ ンシャルが、電子システムである前後輪のトルクベクタリングシステムと緊密に連携して、機敏で正確 なハンドリング特性が維持されるように働きます。

新型 Audi Q7 e-tron 2.0 TFSI quattro のもうひとつのハイライトは、全モデルに設定されたアウディバ ーチャルコックピットです。12.3 インチの大型ディスプレイを用いたこのフルデジタルのメーターパネ ルは、きわめて精密なグラフィックで、あらゆる情報をドライバーの目前に映し出します。ドライバー はここに、パワーメーターなどの e-tron 専用の表示を含めて、様々なレベルの情報を呼び出せます。さ らに加えて、このメーターパネルには、EV モードでのエネルギーフロー、走行可能距離(数字及びグラ フで)、バッテリーの充電レベルなどの情報が表示されます。 約 50km の EV レンジ:セグメントで最高の値

新型 Audi Q7 e-tron 2.0 TFSI quattro に搭載されるリチウムイオンバッテリーは、168 の高性能バッテ リーセルから成り、液冷のシステムを備えます。エネルギー容量はトータル 17.3kWh で、それにより クルマを、エミッションフリーの EV モードで、約 50km 走らせることができます。これは、大型 SUVのセグメントでは新たな記録といえ、ハイブリッドモードを含めたトータルな航続距離は 1,000km を 超えます。

もうひとつ、新型 Audi Q7 e-tron 2.0 TFSI quattro の優れたエネルギー効率に貢献しているメカニズム が、このモデル専用に開発された(全モデルに標準搭載)ヒートポンプを採用したサーマルマネジメン ト(温度管理)システムです。このシステムにより、エレクトリックドライブ系コンポーネントからの 排熱が、室内暖房に活用できるようになりました。アウディは、このテクノロジーを市販 PHEV に適用 した世界最初の自動車メーカーであり、室内の快適性、空調システムの効率、EV モードでの航続距離と いった面で、新境地を切り開いています。顧客にとっては、室内暖房の効きがよくなるだけでなく、外 気温が低い状況下で EV モードの航続距離が延びるとともに、EV モードへの切り替えもより頻繁に行え るようになって、エネルギーコストも下がります。

新型 Audi Q7 e-tron 2.0 TFSI quattro には、最大 7.2kW のパワーで充電ができる 2 フェイズの充電シ ステムが備わっています。充電インフラ及び装置やケーブルにもよりますが、バッテリーのフル充電に 要する時間は大よそ 2 時間半です。

最高の効率を追求:ハイブリッドの制御システム

ハイブリッドの制御システムが、新型 Audi Q7 e-tron 2.0 TFSI quattro の運転状況を、柔軟かつ巧みに、 さらに最大限効率的に、コントロールしています。ドライバーは 4 つの走行モードから選択することが できます。EV モードを選択すると、クルマはできうる限り電気モーターのみで走行するようになり、ハ イブリッドモードを選択すると、最も高い効率が得られるよう、制御システムがフレキシブルに駆動方 式を切り替えるようになります。また、「バッテリーホールド」モードを選ぶと、システムはバッテリー の電力を維持するように働き、「バッテリーチャージ」モードにすると、積極的にバッテリーの充電レベ ルを回復するようにします。

新型 Audi Q7 e-tron 2.0 TFSI quattro は、始動時、基本的には EV モードを選択して走行します。しか し、ドライバーがアウディの革新機構「アクティブアクセルペダル」によりキックダウンを行うと、TFSI エンジンが立ち上がります。ペダルの抵抗点の設定は、ハイブリッド制御システムにより常時調整され ています。抵抗点を超えてペダルを踏み込むことで、TFSI エンジンと電気モーターが同時に作動する「パ ワーブースト」の状態を得ることができます。

新型 Audi Q7 e-tron 2.0 TFSI quattro がハイブリッドモードにあるとき、8 速ティプトロニックのシフ トモードを D にすると、ドライバーがアクセルペダルから足を離したとき、自動的にコースティング(慣 性走行)モードに切り替わります。そのとき、TFSI エンジンと電気モーターはいずれもドライブトレイ ンから切り離されますが、ドライバーがアクセルペダルを踏み込んだ瞬間、振動を伴わずに、スムーズ に再始動します。

また、走行モードを「バッテリーチャージ」にしてシフトモードを S にすると、ドライバーがアクセル ペダルから足を離した瞬間から、システムは積極的にエネルギー回生(バッテリーの充電)を行うよう になります。エネルギー回生のレベルは、ステアリングホイールのシフトパドルを使って、任意に切り 替えることができます。ブレーキ機能の大半は、電気モーターの働きによってなされ、油圧のブレーキ システムが作動するのは、中速域もしくはハードブレーキの場合のみです。

全モデルに搭載される MMI ナビゲーションプラスのシステムは、ハイブリッドの制御システムと緊密に 連携しています。ハイブリッドモードで走行している場合には、システムがナビゲーションデータ(含 むロングレンジデータ)をもとに、目的地に到達するのにもっともエネルギー効率のいい走行モードを 選択していきます。

新型 Audi Q7 e-tron 2.0 TFSI quattro は、市街地でも郊外でも、スポーティな資質を披露してくれます。 新開発の電動パワーステアリングは、高効率であるとともにレスポンスに優れています。同じく新開発 の 4 輪 5 リンク式サスペンションは、従来型 Audi Q7 のシステムと比べて、60kg 以上も軽量化されて おり、運動性能面で大きな貢献を果たしています。また、車両の重心点が低くなったことも、ハンドリ ング面で好ましい結果を生んでいます。

新型 Audi Q7 e-tron 2.0 TFSI quattro は、ベース仕様であってもロールなどの動きは穏やかでスムーズ ですが、オプションのアダプティブエアサスペンションを搭載すると、ダンパーの減衰力が状況に応じ て制御されて、さらに乗り心地がよくなります。ドライバーは、標準で備わるアウディドライブセレク トのモード選択を介して、そうした制御を任意に調整できます。アウディドライブセレクトには合計 7 つのモードが設定されており、モードを選択することで、ステアリング、アクセル、オートマチックト ランスミッションといったメカニズムの制御や特性も影響を受けることになります。

新型 Audi Q7 e-tron 2.0 TFSI quattro はまた、ドライバー支援システムの分野でも新しいスタンダード を確立しました。とりわけ新しいものとして、「コリジョンアボイダンスアシスト」、「ターンアシスト」、 「クロストラフィックアシスト」、「トレーラーアシスト」などのシステムが挙げられます。

レジャーでも、ファミリーユースでも、屋外スポーツでも、ビジネスでも活躍できる、オールラウンド な能力を備えた新型 Audi Q7 e-tron 2.0 TFSI quattro は、オフロードに行っても問題なくその高い能力 を発揮します。そうした場面を想定して、チルトアングルディスプレイ、ヒルディセントコントロール、 ESC(エレクトロニックスタビリゼーションコントロール)のオフロードモード、オフロードナビゲーシ ョンといったシステム/機能が、全モデルに装備されています。

力強さと慎ましさ:エクステリアデザイン

全長 5.05m の新型 Audi Q7 は、力強さ、タフさと、エレガントな慎ましさをバランスさせたスタイル が、なにより特徴的です。立体感を強調したシングルフレームグリル、ホイールとその上の「quattro ブ リスターフェンダー」は、ブランドの DNA を象徴するものといえるでしょう。すべてのラインと面が精 密かつ鮮明にデザインされており、クルマの幅広さとソリッド感が強調されています。Audi Q モデルの 慣例に従って、テールゲートが急な傾斜を持った D ピラーに回り込んでいます。

シングルフレームグリル、エアインレット、標準の 19 インチ及びオプションの 20 インチホイール、リ ヤディフューザーなどは、e-tron 専用のデザインになっています。3 次元構造のヘッドライトには、光 により 2 本の矢を組み合わせたようなグラフィックが描き出されます。フロントエアインレットの中の 特徴的な LED ライトのガイドが、新しい e-tron のビジュアルシンボルを表現しています。

新型 Audi Q7 e-tron 2.0 TFSI quattro の軽量構造により PHEV であるにも関わらず、ボディ総重量は従 来型 Audi Q7 並みに抑えられているのです。空気抵抗係数(Cd)値も、0.34 に過ぎません。

エレガントなデザインと最上のクオリティ:インテリア

新型 Audi Q7 e-tron 2.0 TFSI quattro は、セグメントでナンバーワンの室内スペースを誇ります。3 席 ある 2 列目シートは、アジャスタブルバックレストを採用して、前後にスライド調整することもできま す。リチウムイオンバッテリーは、ユーリティリティスペースをできるだけ侵害しないように、後席の 床下に搭載されました。

ドライバーと助手席乗員を囲むラップアラウンド、ダッシュボードの左右一杯まで伸びた細長のトリムストリップ/エアベント、といったデザイン要素により、室内の広さが強調されています。インテリア のトリム材、シートカバー、カラーは、様々な組み合わせが設定されており、いずれも最高級のマテリ アルを用意しました。

※数値はすべて欧州モデル参考値

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