アウディ ジャパン株式会社（本社：東京都品川区、代表取締役社長：大喜多 寛）は、2005年1月より施行されている自動車リサイクル法※1に基づき、2013年度（2013年4月1日～2014年3月31日）における ASR※2・エアバッグ類・フロン類の特定3品目の再資源化等の状況を公表します。なお、公表実績にはグループブランドであるランボルギーニ車の実績を含んでいます。
自動車のASR（シュレッダーダスト）、エアバッグ類、フロン類の3品目については、適正処理・再資源化に関わる業務を、アウディ車の所有者から預託を受けたリサイクル料金により行っています。
アウディ ジャパンの2013年度再資源化等の実績は、ASR再資源化率は96.5%で、前年度の94.4%から2.1ポイント向上。昨年に引き続き、2015年の基準値である70％を大幅に超える結果となりました。
また、エアバッグ類は4,064台（31,970個）を引き取り、回収・処理または車上作動により再資源化を実現しました。回収によるエアバッグ類再資源化率は94.3%で、昨年に引き続き、法定基準の85%以上という数値目標を達成しました。さらに、フロン類は4,243台を引き取り、適正に処理を行いました。
弊社は引き続き、使用済自動車の再資源化等の確実かつ効率的な実施のために、一層の取り組みを推進して参ります。
※1．正式名称=「使用済自動車の再資源化等に関する法律」
※2．ASR：Automobile Shredder Residue (自動車シュレッダーダスト)
■ ASR (シュレッダーダスト)
再資源化を実施すべき量に関する基準の遵守状況
シュレッダーダストリサイクル率 96.5%
引取シュレッダーダスト量 1,131.8ｔ
委託全部利用引渡しシュレッダーダスト相当量 39.1ｔ
委託全部利用したシュレッダーダスト相当量 39.1ｔ
リサイクル施設投入シュレッダーダスト量 1,119.6ｔ
リサイクル施設排出残渣合計 28.8ｔ
委託全部利用排出残渣合計 0.5t
シュレッダーダストを投入した施設が基準適合施設であることを証する事項
豊通リサイクル㈱のホームページ※3を参照ください
シュレッダーダストとして引取った台数 4,547台
受託全部利用に引渡した解体自動車台数 155台
※3．http://www.toyotsurecycle.co.jp/ASR/asr-receipt02.html
■ エアバッグ類（ガス発生器）
再資源化を実施すべき量に関する基準の遵守状況
エアバッグ類リサイクル率 94.3%
引き取ったエアバッグ類の総重量 2,731.6kg
引き取ったエアバッグ類のうちその全部又は一部を原材料又は部品その他製品の
一部として利用することができる状態にしたものの総重量 2,573.7kg
引き取ったエアバッグ類の個数 31,970個
そのうち解体業者において取外し回収処理されたエアバッグ類の個数 3,987個
そのうち解体業者において車上作動処理されたエアバッグ類の個数 27,983個
引き取ったエアバッグ類に係る使用済自動車の台数 4,064台
そのうち解体業者において取外し回収処理された使用済自動車の台数 594台
そのうち解体業者において車上作動処理された使用済自動車の台数 3,362台
そのうち解体業者において未作動エアバッグ類の一部を取外し回収し、
残りを車上作動処理した使用済自動車の台数 108台
■ フロン類
破壊の実施状況
引き取ったCFCの量 25.1ｋｇ
引き取ったHFCの量 1,202.8ｋｇ
引き取ったCFCに係る使用済自動車の台数 112台
引き取ったHFCに係る使用済自動車の台数 4,243台
■ 払渡しを受けた預託金 / 再資源化に要した費用 / 2012年度収支合計
ASR 55,409,823 / 83,848,726 / ▲28,438,903
エアバッグ類 19,194,595 / 13,645,755 / 5,548,840
フロン類 9,963,769 / 7,880,405 / 2,083,364
合計 84,568,187 / 105,374,886 / ▲20,806,699（単位：円）
自動車リサイクルに関する一般的なご質問は、「自動車リサイクルシステム」のホームページ
http://www.jars.gr.jpをご覧ください。