● アウディカップ2009: アウディデザインが100周年記念トーナメントのトロフィーを製作
● 一流サッカークラブの歴史に残るイベント
● www.audi-mediaservices.com/epk/audicup_en にて詳細をご覧いただけます
国際サッカートーナメントの優勝トロフィー、それはまさに世界中のサッカーチームの羨望の的です。頂点に登りつめた者だけが、誰もが憧れるこのトロフィーを手にすることができます。芸術的なデザインのトロフィーと彫刻は、サッカー界の歴史に残るものです。アウディデザインは、100年にわたるアウディの成功の歴史を刻んだトロフィーを製作し、アウディカップ2009開幕に先立って、その姿を公開しました。
来る7月29日と30日に、アウディ生誕100周年を祝うサッカーのトーナメント、アウディカップがミュンヘンのアリアンツアリーナで開催されます。このトーナメントには、FCバイエルンミュンヘン、マンチェスターユナイテッド、ACミラン、ボカジュニアーズ(アルゼンチン)の4チームが参加します。この歴史的なイベントにふさわしく、「コンセプトデザインミュンヘン」のデザインチームは、高さ60センチのアルミニウム製トロフィー、アウディカップを製作しました。
トロフィーのデザイナーは、歴史的な記念日を反映するよう、参加チームのロゴに加え、アウディ、DKW、ホルヒ、ヴァンダラーの各ブランドのロゴを、レーザーによって精密にトロフィーに彫り込みました。伝統に従って、アウディの4つの輪のそれぞれには、これらの会社名が刻まれています。しかし、この彫刻作業は、複雑な製作工程の最終ステップの1つにすぎません。
工程は、大きなアルミニウムの塊から始まります。アルミニウムという素材を選定したことは、決して偶然ではありません。「アルミニウムを使用したインテリジェントな軽量デザインは、アウディの中核技術なのです」と、アウディグループデザイン統括責任者のヴォルフガングエッガーは述べています。「この素材はアウディの持つ革新的なパワー“Vorsprung durch Technik (技術による先進)”を象徴しているのです。」
アルミニウムの塊をシンプルでエレガントなトロフィーの基本形に加工するには、特別なフライス技術を使用して約10時間かかります。カップを4つに分割する、縦に長く切り込まれた溝は、このアルミニウムの大きな物体に、金細工のような繊細な外観を与えています。エッガーはこのトロフィーの基本コンセプトについて、「4つのブランド、4つのリング、4つのチーム。このテーマは、4つのせり上がったセクションを持つトロフィーの基本形に反映されています」と説明しています。
すべてのアルミニウム製パーツは、トロフィーの基部に取り付けられたメタル製アウディロゴとまったく同様に、手作業で研磨されています。基部のすぐ上には、優勝トロフィーを飾る「Audi Cup 2009」の文字が刻まれた金製のメタルリングがはめ込まれています。2位から4位になったチームにも、少し小型ではあるものの、まったく同様のカップが用意されています。優勝カップとの違いは、金製のメタルリングが、それぞれシルバー、ブロンズ、レッドになる点です。
ミュンヘン、マンチェスター、ミラノ、ブエノスアイレスから参加したサッカーの代表チームは、間もなく、インゴルシュタットのデザイン史の一片に刻まれることになります。7月30日には、優勝トロフィーを手にするチームが決定します。
※写真および詳細情報は、Electronic Press Kit (www.audi-mediaservices.com/epk/audicup_en) から入手可能です。